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サルが二足で歩くとき;霊長類研究所の研究会(1) [雑記]

サルが二足で歩くとき;霊長類研究所の研究会

僕は、サルの研究者ではない。
でも、「歩行の神経生理学」というタイトルでお話しをさせて戴く機会を得た。

どの研究会も共通のことであるが、この研究会はかなり凄いインパクトがあった。
僕ともう一人以外の40~50人程の参加者が全員サル研究の専門家である。
サルの研究会で、かつ、霊長類研究所の研究会なので当たり前といえば当たり前であるが・・・
生態学、進化、形態学など様々な角度から類人猿がどのようなプロセスを経て二足歩行を獲得してきたかという問題を扱っている。
サルの動きに全ての研究者が目を見開いて着目している。
サイエンスとはきっとこういうものなのだろうと改めて感心した。
というよりも、私よりもご年配の研究者の方々が一心不乱に演者の話を聞き逃すまいと、もの凄い集中力で研究会に挑んでいる。
その姿を僕は随分と長い間忘れていた。
というより、そんな凄い集中力で研究会に臨んだことは今までなかったようが気がする。
羨ましいと思う反面、僕には、あそこまでは無理かな・・・と感じた訳です。
もの凄い集中力は明らかにインテリジェンシーですね。

 



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